ふっくら邸のいいところは、
縁側があって、今はそこに机と椅子を置いているので、
風に当たりながらゆっくりと読書ができる。
お休みの日に、あまり暑くない朝か夕方に、
縁側で読書する。
ここ数日ゆっくりと読書をする時間がなかったので、
今日こそは読書の日。
ただでさえ、読みたい本がたくさんあるのだ。(ほんとに山積み。)
洗濯が終わると早速ふっくら邸の縁側で読書を始める。
今読んでいるのは小林章夫の『コーヒー・ハウス』。
コーヒーハウスの文化を中心に展開する、18世紀のロンドンの生活史。
東京の古本屋巡り(後日記載)の最中に買った。
結構おもしろいので、久々にはまって読んでいる。
お昼からは場所を安芸の「ロックグリーンカフェ」に変えて、
再びひたすら読む。
この「ロックグリーンカフェ」はなかなか休日の読書に最適な場所で、
作りたてのころに一度行ったことがあるけど、
久々に行くとずいぶんと充実した空間になっていた。
サーフスポットの海が見渡せるとっても見晴らしのよい場所にあり、
今は暑いけどテラスもある。
たまに一角がギャラリースペースと変身し、写真展をやったりもする。
(実はこの写真展を狙って一度訪れている。お休みだったけど。。。)
でも、こんな快適読書空間があるとはつゆ知らず。
横に並べてある外向きの椅子を見つけたときにはなんだかすごくうれしくなった。

お店をやっている二人(確か若いご夫婦?)もとても感じのよい人たちで、彼らがとてもよい空気を持っているから、お店もこういう気持ちのよい時間の流れをするんだろうなぁと思う。
エスプレッソのアレンジメニュー(カプチーノやフレーバー系)やカフェフードなど、いまや古典的なカフェメニューに愛着すら感じる。
自分で作るお店というのは、作る人の生き方が丸々出ると思うのだけど、ここは、お店全体になんとなく「ゆっくり確実に作っていっている」という感じがあって、まったく見ず知らずの私がちょっとだけ触れるその生き方の片鱗が、とてもやさしかったりする。
とかなんとかいうのは、ひとえに私の手元に届いたカプチーノ・コン・カカオのミルクの泡になんともかわいらしい顔が描いてあったからに他ならない。単純な私は、手元の幸せそうな顔を見ただけで(そしてそれを届けてくれた店員さんの笑顔を見ただけで、)心がくしゃっとなってしまった。しばらく眺めて、写真を何枚か撮ってみて、少し悲しくなりながらスプーンで泡をつついた後、飲み始めた。
素敵な景色にのびのび椅子、おいしいコーヒーに素敵な笑顔がふたつ。
本とともに手にする満たされた休日。
